サウダージ・ブックスは、およそ2000冊の蔵書を沖永良部島に寄贈しました。これで晴れて本を所有しない暮らしを実現! (といっても、当面の出版編集の仕事で使うカラーボックス 3段分の資料などはありますが、一段落ついたらこちらも島に送ります。)蔵書寄贈の経緯についてはこちらをお読み下さい。
沖永良部は、奄美と沖縄のはざまにうかぶ隆起珊瑚の島。蔵書の地元受け入れ人は、黒糖焼酎の蔵元・新納酒造の元社長で郷土研究会の会員である、新納忠人さん。今後サウダージ・ブックスが協力するかたちで、新納さんの自宅ログハウス2階に、「沖永良部島・タビの知恵文庫」を創設することとなりました。当方寄贈の蔵書と新納さんの蔵書からなる図書の種類は、世界文学、日本語文学、詩集、人類学、民俗学、現代思想、文化批評、写真集、奄美・沖縄郷土研究資料などなど。宿泊施設付きの本のサロンです。沖永良部島のみなさま、郷土研究会、奄美-キューバ研究の西村富明教授の文庫、町の役場や図書館や公立学校の図書室、奄美自由大学などと連携し、来春の正式オープンを目指したいと考えています。
8月のお盆あけに、地元の方々へのご挨拶と整理作業のため、新納さんの自宅のある沖永良部島の知名町に行ってきました。













窓からみえる太平洋の景色は、もう最高。ヤギも飼っています(まちがって本を食べないでね……)。そして最後の写真が、いちばん重要。「沖永良部島・タビの知恵文庫」というか、新納さんのおうちは太陽光自家発電で電力をすべてまかなっているどころか、電力会社に電気を売っています。今後、蔵書の管理のためにエアコン一台を増設する予定ですが、おそらく自家発電量でまかなえそうです。「第八次エネルギー革命」(中沢新一『日本の大転換』集英社新書)の時代にふさわしい、「太陽と緑」とともに歩む本のサロンです。
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